取捨選択
先月までNHKオンデマンドに加入しており、過去放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中のいくつかを見ていた。
中でも印象的だったのが、teamLabでお馴染みの猪子寿之氏の回。
氏は白色の同じTシャツを20枚も持っているのだそうだ。また、決まって毎朝の食事は納豆にキムチと生卵を混ぜたもの。
同番組では出演者に対し毎度お決まりの質問を投げかける。
「あなたにとってプロフェッショナルとはなんですか。」
氏いわく、
「何かを捨てている人なんじゃない?(笑)」
。。。確かに同じTシャツを何十枚も持っていたり、決まった朝食以外はとらないスタイルは、氏にとって最も貴重である、何かを創作する時間を捻出するためなのであろう。
万人皆平等に与えられている有限の時間の中では、何かを選んで何かを捨てる他ない。個人的には”選ぶ”ことに意識が行きがちだが、捨てることもまた、ある種選択行為なのだと考えさせられた。
なんか同じこと昔の自分もつぶやいてたなぁと思い、ふと昔の自分のツイートを振り返ってみたところ、同じような趣旨のことをつぶやいていた。
何かを経験できないことは、別の何かを経験できることの裏返しだと信じたい
— TONE (@tonesty) 2012年2月2日
生意気な。これは完全に良いフレーズ言ってやった感が出すぎている。
しかし、当時の小生の言っていることは、なんとなく今話題にしていることに通じている気がする。限りある時間の中では、本当にやりたいことは何なのかと己に問いただし、そうではないものは思い切って捨てる覚悟が必要なのだ。そうしないと全部中途半端になってしまう。
とりあえず、直近は以下捨てて生活してみる。
捨てない方の選択については、また別記事にて。